作家紹介　矢野直人

唐津で作陶されている矢野直人さん。

矢野さんはお会いするととても柔らかな方ですが、その作品は重厚かつ王者の風格のようなものを持っています。

自分が前にでるのではなく、古唐津という大きな礎に捧げものをするようにして作陶されている、そんな風に思えます。

この唐津に対する献身は、柔軟な思考と大きな視野に立って行われているので（そして何よりセンスが良いので）、すがすがしく、若芽のように健やかなものであります。