離岸 Gallery & Chanoyu
AI5 堅手塩笥碗 伊藤明美
AI5 堅手塩笥碗 伊藤明美
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口径7.7cm
胴径8.5cm
高さ6.2cm
伊藤明美さんがキャリアのなかでずっと探求し続けている特別なかたち、塩笥<しおげ>。
茶の湯の世界でも塩笥茶碗は重宝されるものです。(茶の湯ではどちらかといえば寒い時期に使うことが多いかも。)
見込みが広くまた白系のため、緑茶のグリーンなど、とてもきれいに見えます。
これは半磁器のような堅手のものです。堅手ですので、そこまで大きく変化していかないと思います。お茶、紅茶、コーヒー、ワイン、小さめのスープ碗として、、、常にそばに置いて何でも入れ、何でも飲む。そんなふうな使い方ができます。
径がやや大きめですが、上下をフォークボールを投げる握りで挟むと、手の小さい方でも持ちやすいです。
そして、特筆すべきは、なんていうんでしょう、筒状の湯呑や、開いたかたちの湯呑と違って、この塩笥のかたちは、持って、口に近づけて、飲む、
という一連の動作の感覚のなかに、そこはかとない親密感があります。
この開きながら閉じていくというかたちそのままのように、
口をつけるたび、うつわと(そこに入れたお茶や白湯などをを介して)密やかに語らい合っているような、
その一瞬だけ、意識がフォーカスされ、世界が自分と塩笥碗だけになるような、
そんな錯覚すら覚えます。
雑多な情報や、やるべきタスクが脳のなかに渦巻いている現代人にとって、おもわず訪れるこの塩笥への刹那のフォーカスは、思考のコリをほぐしてくれるような、マインドリセットの効果を持っている。
あくまでこれは僕個人の感想ですが。
でもこればっかりは、塩笥を使ったことのない人にはわからないと思います。
茶の湯ではざっと400年くらい続いているかたちなのです。そこにはやはり塩笥ならではの、人に・意識に作用する感覚があり、人気のある理由になっている。と思います。
伊藤明美
1964 福岡県田川市生まれ
1992 福岡県立田川高等技術訓練校にて陶芸の基礎を学ぶ
1993 有光武元氏に師事
1994 茶道裏千家・宮崎正喜に入門
1997 福岡県田川市にて作陶をはじめる
NHK文化センター(北九州)陶芸講師となる
2000 韓国古窯を訪ねる
2005 鞍手竜徳高校にて陶芸講師となる
2006 各地で個展、グループ展を開催
送料について
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商品画像・サイズについての注意事項
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