YC3 ギターを弾く女の子　山口千絵

横5.5cm

縦4.7cm

厚み6mm

螺鈿・漆芸の作家である山口千絵さん。

螺鈿を貼り付けた上から漆を何層も塗り重ね、最終的に螺鈿の麺を研ぎ出していく（ことで輪郭以外の線の部分が象嵌される）、大変に手間と時間のかかる工程を経て作られています。

こちらは壁に飾るタイプの作品で、裏面にひっつき虫などと呼ばれる練り消しのようなものを押し付けて、壁に固定します。(商品名としてはブルータックとかミネラルタックというのもあります) この固定材は作品に同梱しますので、届いたらすぐに飾って頂けます。

ギャラリーでもそのようにして陳列していますが、剥がれ落ちたりすることなく強度は十分です。山口さん手作りの飾り方説明書も付いてきます。

釘など使わずに飾れるので、どんな場所でも気兼ねなく飾れるのも良い点です。飾る場所を変えたくなっても剥がすだけだから簡単。

山口千絵

1988年奈良県生まれ。

2011年京都精華大学プロダクトデザイン学科卒業

京都の家具製作所にて木工の修行の後、漆教室に通いながら螺鈿の制作を始める。