컬렉션: 梶原靖元 

佐賀県の唐津で作陶されている梶原靖元さん。

唐津焼の伝統を踏まえたうえで、「唐津の脱構築」を黙々と(飄々と)探求する姿勢には、ユーモアのセンスと繊細な感性が両輪となり支えています。

梶原靖元の情熱の根底には、中世の陶工への思い、良寛への思慕が存在しており、その眼差しはいつも名もなき民草のほうへと向けられている。

1962年 佐賀県に生まれる
1980年 唐津の江口宗山に師事する
1989年 京都の大丸北峰に師事する。有田、唐津、京都など各地で修行を重ねる
1995年 唐津にて独立する
1998年 相知にて築窯する
2001年 佐里にて築窯する
2002年 韓国古窯址を調査
2003年 韓国古窯址にて3カ月間研修
2009年 中国河南省汝窯青瓷古窯跡視察
2012年 「韓日會寧陶磁展」出品
     韓国梁山にて作陶
2013年 韓国通度寺にて作陶
2014年 井戸茶碗古窯跡 白蓮里、頭洞里の原料視察
2015年 高麗白瓷古窯跡 楊口、驪州視察