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内村慎太郎 玉子手茶盌

内村慎太郎 玉子手茶盌

Dimensions (approx.)

with original wooden box
W 138 mm
D 130 mm
H 90 mm

Details

Material:

Stoneware with glaze

Country of origin:

Japan

Condition:

New / Unused

Care:

Hand wash recommended.
Not dishwasher safe.
Not microwave or oven safe.
This piece is intended for food and drink use, as well as for appreciation as a handcrafted work.

Shipping:

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通常価格 ¥253,000 円
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写真について

掲載写真は自然光のもとで撮影していますが、ご覧になる環境により、実物と色味が異なって見える場合があります。(例えば、)apple社の製品でご覧の場合はTrue ToneやNight Shiftはオフにすることを推奨いたします。

手仕事による作品のため、釉調や表情には個体差があります。これらは作品の特性としてご理解ください。

陶芸家・内村慎太郎による茶碗。

濃茶にうってつけで、一碗で場を支えてくれる強さがある。

胎土はきめ細かく滑らかで、ねっとりとした質感がある。
比較的薄作の茶碗であるが、口縁は薄すぎずに適度な厚みを確保していて、それでいて大きさに比して手取りは軽いほうだといえるだろう。

玉子手とは「腰が丸く、口縁が外に反っており、釉調が玉子のようであることから名付けられたもの」(『茶の湯の茶碗 第二巻 高麗茶碗』淡交社,2023)であるが、現存する数は少なく、「その特徴について、今後検証を行っていく必要があろう」とされている。

伝来のものでは、箱書には単に「高麗」と記されたものが多く、はじめから玉子手という分類があったわけではない。古くは和手(和か手、やわらかで)と呼ばれていたという。

現存する玉子手は多くが乳白色であるが、この茶碗は枇杷色で、赤玉の玉子手とでもいえようか。代表的なものをMOA所蔵の玉椿とすれば、その白さにくらべ、これを玉子手と称することに躊躇う向きもおられるかもしれないが、しかしみればみるほど、玉子手としか言えないような釉調である。この枇杷色は濃茶が映える。

なめらかな、つるりとした感触、に、細かな貫入。熊川にも似ているが、やはりどこか「品格優れたるを以て此茶碗の生命となせり」(髙橋箒庵)とあるように、和かで気品ある佇まいこそ、玉子手とよぶにふさわしい。

一見玉子手の要件に外れるように見え、その実、「赤玉手」と呼びたくなるもので、古作をそのまま写すのではなく、その本質を別の姿として現した一碗である。


なお、大正名器鑑には、玉子手の部として、玉鏡(旧名 白菊)、高麗色替、薄柿、秋風、玉椿、小倉山、雪柳、古高麗などが掲載されており、この作品は小倉山(静嘉堂)、小倉(根津)に通じる雰囲気を持つように思われる。

サイズ:W 138 mm D 130 mm H 90 mm
付属品|共箱

趣向
濃茶に好適です。楽茶碗や井戸手ではない濃茶向けの茶碗をお探しの方に。枇杷色は茶映りも良く、器形も上品であるので、取り合わせもしやすいでしょう。

Ref. UST11

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