作家紹介 石井義久
唐津の石井義久さん。
石井さんの作品はなんだかとても焼きがいい。安心感があります。
彼の稀有なところは「何でもなさ」を何でもなく表現できるところです。いわゆる瀬戸物としての「唐津」をのびやかにつくっているような印象さえ受けます。
茶陶として名高い唐津もふまえながら、日常雑器をつくってきたもう一つの唐津の伝統にも根ざしている。
朴訥とした絵付けも上品です。
1989 八王子に生まれる
1996 埼玉県入間市に育つ
2012 佐賀県立有田窯業大学卒業
2014 唐津 矢野直人師事
2018 唐津 相知にて独立、作陶をはじめる
2024 登窯を築窯