noi

〈野衣〉永井泉のしごと。インタビュー&動画編

〈野衣〉永井泉のしごと。インタビュー&動画編

〈野衣〉という屋号で染織家として活動されている永井泉さん。離岸で来年初春に行います。永井さんは「和綿」を栽培し、それを手紡ぎ・手織りで反物にしています。そんな永井さんにインタビューを行いました。 (永井さん)「和綿」という名前も最近では知られるようになってはきましたが、具体的なことは未だ知られていないように思います。…… 私事ですが、初めて和綿の手で紡がれた着物を羽織った時の感動が忘れられなくて。 和綿で、手紡ぎで作っていこうと決心した瞬間でした。    

〈野衣〉永井泉のしごと。インタビュー&動画編

〈野衣〉という屋号で染織家として活動されている永井泉さん。離岸で来年初春に行います。永井さんは「和綿」を栽培し、それを手紡ぎ・手織りで反物にしています。そんな永井さんにインタビューを行いました。 (永井さん)「和綿」という名前も最近では知られるようになってはきましたが、具体的なことは未だ知られていないように思います。…… 私事ですが、初めて和綿の手で紡がれた着物を羽織った時の感動が忘れられなくて。 和綿で、手紡ぎで作っていこうと決心した瞬間でした。    

21世紀の着物 和綿というシン・スタンダード。〈野衣〉永井泉のしごと

21世紀の着物 和綿というシン・スタンダード。〈野衣〉永井泉のしごと

染織家・永井泉さんの反物は、その素性がそれはもう、はっきりしています。なにせ永井さんは、原料となる綿花から育てていますから。 育てているのはただの綿ではなく、「和綿」。 それを「手紡ぎ、手織り」で反物を織る。 このような豊穣なるものを着ることができるうれしさ、 誰かに喋りたくなって、共有したくなるうれしさ、 出自がはっきりしているうれしさ、 大地とつながっている感覚を実感できるうれしさ。 そんなようなたくさんのうれしさが詰まっているということ。それは洋服を含めた現代の衣類全体においても、とても稀なことです。

21世紀の着物 和綿というシン・スタンダード。〈野衣〉永井泉のしごと

染織家・永井泉さんの反物は、その素性がそれはもう、はっきりしています。なにせ永井さんは、原料となる綿花から育てていますから。 育てているのはただの綿ではなく、「和綿」。 それを「手紡ぎ、手織り」で反物を織る。 このような豊穣なるものを着ることができるうれしさ、 誰かに喋りたくなって、共有したくなるうれしさ、 出自がはっきりしているうれしさ、 大地とつながっている感覚を実感できるうれしさ。 そんなようなたくさんのうれしさが詰まっているということ。それは洋服を含めた現代の衣類全体においても、とても稀なことです。

〈野衣〉和綿に包まれるという贅沢。

〈野衣〉和綿に包まれるという贅沢。

絢爛ではないけれど芯を持ったラグジュアリーを身にまといたいならば、和綿の着物を強くおすすめしたい。 大地に抱かれているような心地よさと安心につつまれたいならば、古くて新しい衣を着たいならば、手紡ぎ手織りの和綿の反物こそ、最上の選択肢である。

〈野衣〉和綿に包まれるという贅沢。

絢爛ではないけれど芯を持ったラグジュアリーを身にまといたいならば、和綿の着物を強くおすすめしたい。 大地に抱かれているような心地よさと安心につつまれたいならば、古くて新しい衣を着たいならば、手紡ぎ手織りの和綿の反物こそ、最上の選択肢である。